HUMMER H1 MAINTENANCE Page1

4Passenger HT OHV6500ccDiesel V8 2005/6/21更新

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2005/5

こればっかしは自宅車庫では自ずと限界が有るので友人の工場を借用させてもらう。

下回り高圧スチームで油汚れ等を吹き飛ばしたので良く見える

右ブレーキ周りにオイルがベットリ,前オーナー北海道で豪快にオフロードを走っていたと見受けられる下周りに錆,擦り傷沢山あり,でもアンダーガードで殆どがガードされている。

グリスは各所完璧に切れていましたのでグリスアップ,後ほど自宅車庫で下回り錆びている所にペーパーを当てシャーシブラックを吹きました。
ついでにステンレス?マフラーも傷,錆が浮いていたのでペーパーを当てて耐熱フラットブラックでスプレー塗装。

勿論,エンジン内もフラッシングOILで2度洗浄しオイル交換,そうそう東京から帰ってボンネット開け一通りチェックする時にオイルゲージを見てビックリ!(^_^;)全くゲージにオイルが付かない・・・・

試しにオイルを足していってFULLの位置まで入れてみると何と5リットルも入る・・・(・・;)オイル容量が8リットルなので・・・何と!僅か3リットルで高速を1,180Kmも,走っていたのでした。

フラッシングオイルで2度エンジン内を洗浄し排出,さすがディーゼル,墨汁の様なオイルが出てきますね。(^_^;)
同時に前オーナーより頂いたOILフィルターも交換。(オイルフィルターはHOCJの友野氏より譲って頂いたのを合わせると5000Km/1個で後3万キロ分はあります)
エンジンの御機嫌を損なわないためにも良いオイルとトリートメントとモリブデン系添加剤を入れ様子を見ています。



エアコンが効かなかったので前日から真空引きして一晩放置し様子を見る事にし次の日,点検してもゲージに殆ど変化を無かったのでHFC134aとコンプレッサー冷凍用オイルをゲージを読みながら適量充填。

ある一定圧,入るとコンプレッサーのクラッチがつながりコンプレッサーが異常なく回い出し一応胸をなでおろす。(^_^;)ホッ!

デジタル温度計で測ると-15℃の冷風が出ている,後々ガス漏れ点検も含めて蛍光試験液も封入。

これでOK・・・と思ったのだが・・・・・。(^_^;)

阿蘇までドライブした時に有る異常に気付く・・・・

エアコンかけている間は良く冷えているのだか切ると温風が出るそれも半端な温度ではない。(^_^;)冷却水系も洗浄し2度抜き換えているのだが・・・・
この時はエンジンやトランスミッションからの熱だと考えていた・・・(^_^;)そう言えば東京から帰る際,エアコンが効かないので相当な熱気が上がっていた・・・・

分からない時は石飛氏にメールを出す。



早速,返事を頂く,『まずサージタンクの下付近にある黒いカバーを外し冷却水切替サーボーモーターの固着等考えられるので点検』


剥ぐって動きを見てみる,エアコンコントロールをCOOLからHOTに切り替える。
左図の様に動く,何度も切替を行う


昼,ハマーを外に出しアイドリングでエンジンを温めて充分に冷却水温度を上げて再度エアコンコントロールをCOOLからHOTに何度も切り替える。


しばらくCOOL側にしてエアコンもOFFで送風にしてみる。

治りましたねー。(^_^;)温風が止まりました・・・

更にHOT側にして温風を出して,温度を確認・・・暖かいのが来ます,それからCOOLに切替エアコンをONにし最大風量で冷やしエアコンOFFしばらく待って温度確認・・・冷風のまま。(^.^)v


冷却水切替サーボーモーターがHOT側に暫くなっていて錆か何かがバルブに詰まり開きっぱなしに成っていたと考えられます。
今度の開閉により正常に戻ったと思われます。

石飛氏の説明によるとバルブを閉の位置にしても室内ヒーター部の内部錆び付き防止の為,若干は開いて冷却水を流しているそうです。








先に書いたように助手席側のパワーウィンドウの作動が悪い。
これも石飛氏のメンテンナンスページに書いてあったので実行,ずっと動かしていないのか?最初作動は良かったのだか段々と上がらなくなり前部がせって要る様だ。

ドア内張りをとり防水シートを剥がしガラスを上下させている部分のセンターを取り直し,ワイヤー部分にグリスを注入,更に前後ガラスのレールにシリコン系グリスを塗る。

何度が上下させると動きがスムースに成りました。

後部のパワーウィンドウも同じく,動きが渋かったので同様に分解し点検,調整,整備。

ここではモーター等の交換が無くて良かったです。








内張り外した際に肘掛兼ドア取っ手ですがボルトは締まっているのにグラグラなんじゃこりゃ?。
よーく見るとカイラック樹脂が割れて強度がない。
内部をバラして樹脂性接着剤(ホットメル)で補強して取り付ける。
とりあえずは持ちそう・・・(注文部品の1つで最近の部品は重く内部は鉄で補強されているそうです)

アメリカに基準が有るのかは定かでは無いですがプラ部品がシャバ過ぎ。(^_^;)きっと環境自然保護が徹底されていてプラ部品も自然と分解する材質でないと基準クリアー出来ないのでは無いでしょうか?
(私の推測ですけど・・・それにしてもシャバ過ぎ・・・シツコイ!)










そうそう東京から帰る際,高速でトノカバーが捲れて大変でした。(^_^;)飛ぶのではないかと・・・途中のパーキングで外しました・・・

福岡に戻り暇な時にDIYセンターに寄りマジックテープ買って補修しましたが強度が弱くて駄目!

右図の様に経年劣化でマジックテープはダウン。










ドリルで下穴を開けてステンレスホックの受けをビス止め。
(下穴は車体がアルミのため補強の有る所や2重になっている所へ)

スパンが長く成るので風が入って風圧でホックが外れないようにマジックテープを両面テープではなくボンドG17にて接着。










トノカバーにポンチで下穴を開ける。











専用の工具でホックの表を圧着。













ホック受側完了。



















左図が完成画像。

マジックテープも再度G17で補強接着したので高速走行でもビクともしません。
もちろんカバーが外れる事はありませんでした。

材料代等費用も圧着工具を入れても『樋口一葉さん』でお釣りが来ます。(^_^;)1/1模型感覚で楽しめて安く上がります
プロのテント屋さんに頼んだら幾ら請求が来たのでしょうか???

簡単ですからご自分で。(^_^;)Do it yourself easy now !








今回使用した全ての工具です。
ホックを圧着する以外は特別な工具を必要としません。
充電ドライバー,+ドライバー,3.2mmドリルキリ,ハンマー,ホック圧着機,ライト等













まだまだ続きますよ・・・・(^_^;)本人は楽しいけど・・・・・





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