HUMMER H1 MAINTENANCE Page2

4Passenger HT OHV6500ccDiesel V8 2005/6/21更新

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AM-General Hummer H1のメンテ




工程が前後しますが肝心な暗〜いLOWライトについて。
最初バルブ不良かと既設のハロゲンシールドライトを外して点検してみました。

別段ライト自体は異常は無いようですが,ハロゲンでもシールドタイプは好きでは無いので(構造的に水滴やゴミは皆無なのですが・・・)CIBIEのライトと交換,昼間なので照度は何とも分からず,点検しないまま熊本の阿蘇までドライブ。

が日が暮れて後悔しました,シールドビームと全く変わらずLOW側はボーーッとしか照らさない。(^_^;)参った!

後日,車庫で配線等,徹底追及。

奥行きが浅いので大型のライトは加工しないと取り付きませんね。












図面と照らし合わせてH4バルブの規格もネットで調べ(そのページの規格がでたらめで後々ドツボにハマる)解析するが配線はあっている。

でもLOWが暗い,テスター当てると+電圧が出ないといけないのに-電圧が上がって来る?
配線の異常か?とりあえず配線はOKと仮定して現状でステアリング周りのスイッチ部にライトのLOW,HIGH切替電圧がモロ架かっていて,これじゃースイッチに大きな負担が架かる。

リレーを2個入れて負担を減らすと共に例の-電圧の回り込みを回避すべき新しいライト回路を作る事にしました。





スイッチよりの回り込みを防止する為にダイオードをかまして回路を作ります。
後に分かりますがこれは要らなかったようです,有っても邪魔には成りませんけど・・・(^_^;)











ライト周り配線は既設の配線をショート等,無いか点検して途中からナイロン網線をほどきカットして使用。
電気屋なので配線図も有るしこの点は全く躊躇なくスッパリと切れます。

ライトスイッチより来ているLOW,HIGHの電圧をリレーの駆動コイルにそれぞれ接続,配線の束は配線収納カバーで一まとめで配線,剥き出しの配線はみっともないしエンジン内の振動で剥けてショートも考えられますので・・・(^_^;)

それにあの配線をクランプして取り出すのは使用しません,物理的にも挟み込むだけの配線って生理的に駄目で必ずスリーブでカシメるか半田上げ又はギホシ端子を使用いたします。
(ギボシ端子も真鍮製を使い半田処理しますカシメが甘いとすっぽ抜けますので・・・)





LOW,HIGHのリレー等,配線完了。

が,しかしこの後ライトテストしたのですが・・・・(^_^;)衝撃的事実が・・・ぎょーらしいね(大げさ)

なんと全く変わらずLOW側が暗い。(^_^;)WHY?

基本に返って自分でH4バルブを解析すべく外して部屋に持ち帰り直接,安定化電源でテスト。
あれ?ネットで調べた端子の配線が規格と違う,結局ネット側の規格がでたらめで有った。
個人のホームページだったので信用した私も悪いのだか・・・偶然ハマーの配線もそうなっていたので・・・ドツボにはまってしまったのでした。(^_^;)

再度ライト側の配線を手直しして点灯するとバッチリGoodなのです。







オフロード等にはフォグランプは不可欠ですね。 (オンロードもですけど・・・)
雨の日,霧の日は必需品です,でも用もない晴れた夜間に点けるバカは止めて下さいね。(^_^;)そんな奴に限って上を照らして眩しいって!!

取り付けに当たってブッシュバーに着くバンドステーを探したのですがハマーは鉄製の直径30mmのパイプで今はその様なバンドも出てなくオークションで見かけますが品物が無いせいか何故か高値で取引されています。

待っていても先に進まないのでブッシュバーに溶接する事にしました。








と言ってフォグランプをそのまま溶接する人は居ませんよね,6mm厚の鉄板を切ってサンダーやグラインダーで成形。
後から工場主に聞きましたがその鉄板はプレスマシンの治具だったそうです。(^_^;)丁度手ごろでしたので・・あはははは
(『おーーぃ,こうちゃん!プレスの所の鉄板しらん?』・・・『まさおちゃん,さっき溶接しよったやん!』・・・『ぎぇっ!!』)











溶接も免許持っていて自信は有るのですが不活性ガス溶接機は使用したことが無く当工場も設置したばかりで新品の機械壊すのも怖いしパイプ溶接は穴を開けるので職人に任せました。(^_^;)しきらんち早く言えってかー・・笑い












綺麗に溶接されたステーを私が磨きます。

塗装は職人に任せます。














夕方見に行くと上がっていました。
綺麗に成りました。














家に帰りブッシュバーを取り付けフォグランプを付け配線と成りますがスイッチの取り回し等また序でに無線機のアンテナケーブル取り回しもありパネルやエンジンハウジングカバー等も取り外し。

その途中である異変に気付きました。

























右図では分かり辛いのですが6箇所で留められている筈のカバーが1箇所しか留まっていず,全体的に隙間が空いている,酷い所では5cm以上,空いている,原因は太いケーブルの束(コンピューターの配線)をカバーが噛んでいて閉まらない。













これが噛んでいた束。

ちゃんと収めてやると大きなエンジンカバーは6箇所の止め金具でガッチリと取り付きました。

以前の隙間から大量の水と泥とエンジンノイズ,ホコリ,熱気が上がっていたので前記した現象の原因だったと思われます。

その後,試運転でチエックすると以前とは打って変って静かに成りました。(^_^;)v



まだまだ続きますよ・・・・(^_^;)本人は楽しいけど・・・・・





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