HUMMER H1 MAINTENANCE Page10

4Passenger HT OHV6500ccDiesel V8 2006/6/10更新

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AM-General Hummer H1のメンテ

久し振り日曜休日,天気も良いのでドライブにでもと思い,ハマーの点検,エンジン始動して気になるエアコンをON・・・あれ?クラッチがつながるとコンプレッサーの回転が異常,クラッチから白煙が上がる。(^_^;)

ファンベルト緩めてコンプレッサープリーを手で回すとちょっと重いがこんな物だよね。

再度エンジンをかけてエアコンON,今度はちゃんと回りだしたが1,2分でキリキリと音が出だして又コンプレッサーロック,で白煙が上がる。(^_^;)あーあっコンプレッサー逝っちゃいましたね

エアコン無しで昼から久山のトリアスまで,走っている分は涼しいが都会で止まると暑いね〜。(^_^;)どうもハマーを那須のミーティングに連れて行かなかった抗議みたいですね・・・

















昨日のコンプレッサー点検してどうも本体みたいなので取り外し。

これから先は特殊工具がいるので友人の工場へ運ばないと・・・(^_^;)

プリーとクラッチが抜けませんね。(^_^;)サービスマニュアル読むと国産と違い特殊工具が要るようです・・・無理にプーラーで抜くとクラッチがお釈迦になるところでした・・・

どっちみちコンプレッサーロックなので交換ですが・・(^_^;)ない!!


























コンプレッサーをHOCJの石飛事務局長殿に探してもらっている間に気になるコンプレッサーロックの原因追及で・・・。

やはりガス漏れ防止済がいけなかったようで・・・(^_^;)以前ランクル80が洩れた時は抜群の利目で良かったのですが・・・

と言う事は冷凍サイクル系全ての見直しが必然ですね。

エバポレーター等の洗浄をしないと・・・徹底的に分解ですね。(^_^;)

エバポを外すにはその前にシロッコファンを外さないと。

細長い2m以上のダッシュボード取り外し,センターコンソールを外し(浮かす)シロッコファンの取り外し。

ここで以前から気に成っていたLOWでのファンのコトコト音の追求。
(上部こんもりと見えているのがファンユニット)





























序でにシロッコファンも分解。

ユニット外した時点でファンを回すと確かにここからコトコト音がでています。

ファンが何処かに当たっているのか?更にモーターだけにして,18A安定化電源で電流を流す・・・確かにモーター単体で音は小さいがコトコト振動している。

分解するとベアリングでは無くメタル・・・(・・;)こんなんで良いの??アメリカン感覚??
(これには意味が有るそうですが・・・)
































注文してUSから届くのにも時間がかかるので取り合えず国産のブロアーモーターの同じような大きさであったので仮付けしてみました。

これがまたピッタシで風量は純正よりも多く音は極めて小さく使用電流も小さい,振動も皆無,大きさコンパクト,軽い。(^_^;)電装品等,Made in Japanには勝てませんね・・・

作りや材質でも雲泥の差があります。(^_^;)技術の差がこのモーター一個で20年以上の開きを感じました・・・

電装品もボチボチMade in Japanと変えて生きます。

































ACコンプレッサーも届きました。(^.^)ピカピカ新品,出来れば日本電装の方が・・・作ってないって!!

ハリソン製(純正)のハマーH1用ですね。

後は明日HOCJの友野氏よりACレーシーバードライヤー(リキッドタンクドライヤー)が届く予定です。

でも配管内やエバポにコンデンサー内部を洗う洗浄液がまだ入荷しません。(^_^;)コンプレッサーロックは配管内洗浄やドライヤー等,替えないとまたロックするそうです・・

確かに家電も・・冷蔵庫(N社)のコンプレッサー替えていい加減な洗浄すると又コンプレッサーを替えないといけませんから。(^_^;)経験者は語る・・・2度目でも(5年以内)メーカーは修理費払ってくれますけど・・


































冷蔵庫のコンプレッサー交換要領と同じなので先ず配管,エバポ,コンデンサーの洗浄。

洗浄剤は揮発性の高いソルベントを使用しました。
(銃のボアソルベントの様にはドロドロしていませんし速乾します)

オイルチャッージングシリンダーにソルベントを入れて窒素ガスで圧入します,そのまま暫く置いてバルブを小刻みに開けてソルベントを噴出します。

気に成っていた汚れ等は皆無でした。(^_^;)冷蔵庫のコンプレッサーロックだと凄い色の汚れが吐出しますが・・・


洗浄が終わり内部真空乾燥の為,仮組上げします。

30分ほど真空ポンプを回し乾燥,その夜はそのまま停止して洩れテストの為,放置。


























一晩放置で洩れも無いようなので再度,真空乾燥後,HFC134Aを大気圧(1気圧)封入し再度,分解。

各パーツに規定の134用コンプレッサーオイルを注入。





























コンプレッサーにもお尻から規定量浣腸!!

まだまだ続きますよ・・・・(^_^;)本人は楽しいけど・・・・・





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